農家さん紹介

farmer

小林養鶏場

住所:東京都八王子市楢原町


東京都日野市高幡不動で養鶏場をはじめた初代小林秀司さんが、昭和34年に楢原町に引っ越してきて、今に至っています。
当時、雑木林で何もないところをおじいちゃんが一人で開拓し、鶏2000羽からスタート。今では8,000~9,000羽を飼育しています。
そのうち3,000羽がひよこ、6,000羽の鶏が1日1個卵を産んでいます。産卵期間は1年半~2年間、年間4,500羽の鶏を入れ替えています。


生まれた翌日のひよこを仕入れ、卵を産むようになるまでの半年間を専用の小屋で育てます。
ひよこ小屋は先代がお1人で1か月かけて建てられたもので、自家暖房を設置して温度管理をしています。

飼料には天然の地下水や、岐阜県産の飼料米・地元のお米やさんの米ヌカ、豆腐屋さんの大豆皮・製餡所の小豆皮などを主にヒナの育成に使用しています。
大人になるとメーカーのエサを与え、卵の味が一定になるようにしているそうです。 鶏に声掛けをして顔色や反応を見て育てることを大切にしています。


右の中びなの写真、少々ぼやけているのには理由があり・・・
エサをついばむ姿を撮ろうとしたら、そのスピードが速い速い!
顔認識はバッチリ囲んでいたのですが、その勢いにデジカメのピントが追い付かず、 ほとんどの写真がブレてしまいました。
目にもとまらぬ速さは元気の証ですね。


卵は3種類あり、鶏舎の隣に直売コーナーの自動販売機(24時間稼働)を設置し、地域の方に喜んで頂くために、朝採りの新鮮な卵を特別価格で販売しています。
他にも道の駅やねぎぼうずに「八玉子(はちたまご)」として納品しています。
道の駅に出店している総菜屋さん、お菓子屋さん、ラーメンなどに小林さんのたまごが使われています。
市場には総量の20%程度を出荷しているそうです。


困っている事は、廃棄する鶏を鶏肉として引き取ってもらえるところはなく、処分場も遠いこと。
鶏場の臭いやハエ対策は十分に行っているが鶏糞置き場の近隣に住宅ができ(以前は閑静な場所だ った)ハエや臭いへの対応を苦慮しています。
一反くらいの農地があれば紹介して欲しいです。


すずしろ22では、卵の収穫や袋詰め、鶏舎の掃除などのお手伝いをしています。




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